相手との会話続く簡単な方法!5W1Hの法則
楽しく会話をしたいのに続かない
・楽しく会話をしたいのに、苦手意識がある。
・どのような質問をしたらいいのかわからない
・会話がすぐに終わってしまう。
あなたはこのような悩み、ありませんか?
僕はよく、経営者やビジネスマンに対してリーダーシップセミナーやコーチングセミナーを行っていますが、その中でもよく質問される内容は「会話が続かなくて困っています。」「会話が苦手です。」というものです。
相手との会話が続かなくて困っている。苦手意識を持っている人は、少なくありません。むしろ多いのではないでしょうか。
会話が上手な人は、ビジネスにおいても周囲から一目置かれる存在になりますし、取引先や顧客と良好な関係を築くことができます。
苦手な人にとっては頭を悩ませてしまう会話ですが、会話が続く方法は実は簡単で、ちょっとしたコツを知るだけで克服できてしまいます。
ここでは、僕がみんなにアドバイスをしている「会話が続く簡単な方法」をご紹介したいと思います!
会話が続かない人は、クローズドクエスチョンが多くなっている
まずは、会話が続かない理由についてを理解していきましょう。
「会話が続かなくて困っています。」という人の会話は、クローズドクエスチョンが多い印象です。
クローズドクエスチョンとは、相手が「はい」か「いいえ」または「A」か「B」を選択すると言った択一的に返事ができる質問のことをいいます。
回答する人の選択範囲が限定されるので、簡単に回答をしてもらいたいときなどに使われます。次に、例を挙げて説明しますね。
ここでは、自分が仕事のお昼休みにレストランへ行ったらAさんがいたという設定。そこで自分からAさんへ声をかけて一緒に食事をすることになりました。その時の会話です。
自分「Aさんこんにちは。おひとりですか?」
Aさん「こんにちは。はい、そうです。」
自分「お隣の席、空いてますか?」
Aさん「はい、空いています。」
自分「料理を待っていますか?」
Aさん「はい、待っています。」
自分「なかなか来ないですね。」
Aさん「はい。」
自分「このお店には、よくランチで来るんですか?」
A「はい。」
しーん・・・。
簡単に回答をしてもらいたいときなどに、クローズドクエスチョンは使われますが、こういう場面では会話が弾まずにお互いに気まずい思いをしてしまいますね。
オープンクエスチョンの場合
クローズドクエスチョンに対してオープンクエスチョンとは、回答の範囲が「はい」「いいえ」や「A」か「B」のように限定されていない質問です。
「このレストランの料理で、お勧めのものはありますか?」
「このお店に来るようになったきっかけは何ですか?」
会話が続く秘訣!オープンクエスチョン+5W1Hの法則
オープンクエスチョンに5W1Hを意識することで、劇的に相手との会話が弾みます。5W1Hとは、ビジネスでもよく用いられるフレームワーク(話すことを整理する際にモレやダブりといった問題を無くし正確な判断をするために用いるための枠組み)です。
5W1Hは「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どうやって」を意識する。
「いつからこのレストランに通っているのですか?」
「どこでこのレストランを知ったのですか?」
「誰かと一緒に来たりしていますか?」
「お料理は何がお好きですか?」
「なぜここに行こうと思ったのですか?」
「どうやって、それを手に入れましたか?」
というように、5W1Hは、質問に「はい」「いいえ」以外の言葉で相手に話をさせるきっかけを作ることができます。このようなことを少し意識することで、コミュニケーションが楽しくなりますよ。
ぜひ、この5W1Hを意識して会話を続けてみましょう。